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ごめんと謝って、それでも一応、動いていいかと問いかける。間違いなく、言質を取るための行動でしかないから、本当に申し訳ないと言うか懲りないと言うか、恥じる気持ちはあるのだけれど。
「そんな顔しないで、どうぞ、好きに動いてください」
そんな顔ってどんな顔だと思ったけれど、許されて動き始めてしまったので、本当に余裕がない。
律動に合わせてあっアッと上がる声にも余裕がないというか、どうしようもなく漏れ出ている様子で、やはりだいぶ苦しそうだ。
申し訳なくて、あやまりたくて、でも、ごめんごめんと繰り返すのも違う気がする。ついでに言えば、苦しげに耐えている姿を可愛いとはとても言えない。想い人を苦しめて楽しむ嗜癖はない。
結果、馬鹿みたいに好きだ好きだと繰り返した。情けないことに、それ以外に言葉を見つけられなかった。
せめて相手にも感じて欲しいと、自身の快楽をついつい追ってしまう中で、必死で相手の前立腺を狙って擦りあげる。
「ぁあああっっ」
悲鳴に似た、それでも甘い声が響いて、躊躇ったのは一瞬だった。
「ここ、きもちぃとこ。一緒にイケる?」
聞けば首が横に振られてしまったけれど、だからって諦められるわけでもない。わかったと返して、相手のペニスを握った。
「ひぇっ」
漏れる短な音からでも、驚きと戸惑いの中に不安と怖れが混じっているのを感じ取る。
「嫌? 怖い?」
さすがにこちらの意図は伝わっているはずだし、同時にされればイケはずだし、それは相手もわかっているはずだ。
「や、じゃ、ない。へぇき」
やはり怯えは残っているようだったし、これも結局のところ言質を取っているようなものだったから、どうしたって申し訳ない気持ちはわくのだけれど。
それを飲み込んで、一緒にイきたい気持ちと一緒にイケたら嬉しい気持ちを、思いっきり込めて笑ってみせた。
「ん、なら良かった」
「ふへっ」
不器用な笑顔が返されて、ホッとする。
思わず可愛いと漏らせば、さらにふへへと笑った相手が、俺も、と言った。略された「好きです」は当然伝わっていたから、やっぱり煽られてしまって、相手のペニスをゆるく握ったまま数度腰を振ってしまったけれど。すぐさま上がった小さな悲鳴に、そうじゃないだろとどうにか理性を引き戻す。
こんなに愛しい相手を前に、自分だけが快楽を貪るセックスなんて、絶対にしたくない。
「んぁ、ぁっ、ああっ、きもち、ぃ」
相手をイカせたくて相手に意識が向かったのと、そのために片手を使っているのとで、ガツガツと自分ばかりが快楽を貪れなくなったのは幸いだった。
こちらの動きが鈍ったのは、相手にとっても良かったんだろう。適度な刺激に対してなら、相手の前立腺はもう、快楽を拾えるようになっている。
とろけるような声を上げるようになった相手のペニスを扱きながら、いいところに当たるように腰を振るのにも、だいぶ慣れてきた気がする。
「ぁっ、もぉ」
「イキそ? イケる?」
「ん、はい、ぁ、あっ、いッちゃぁああ」
相手の吐精でギュウギュウと括約筋が絞まって、たまらなく興奮する上に気持ちがいい。増す興奮に達成感と幸福感とを混ぜながら、締まる腸壁に少々強引にグッグッと強めに自身のペニスを擦り付け、自身も絶頂を迎えた。
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